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No.214 「子どもの低身長について」

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2019年04月発信

子どもには様々な個性があり、身長や発育のスピードもそれぞれ違います。身長もゆっくり伸びる子もいれば、早く伸びる子もいます。お子さんの身長がなかなか伸びずに気になる場合は、まずは成長曲線を描いてみましょう。成長曲線は、母子手帳に記載されており、インターネットから無料でダウンロードすることもできます。身長の伸びが標準的な範囲(-2.0 SD ~ +2.0 SD)を外れていなければ、通常はあまり心配ありません。しかし、-2.0 SDを下回っている場合や、急に身長の伸びが止まってしまった場合には注意が必要です。

低身長の原因

低身長の原因の多くは、両親も背が低いなどの遺伝や体質によるものです。しかし、なかには身長を伸ばす成長ホルモンが分泌されていない場合や、まれに染色体異常や骨の病気の場合もあります。また、お母さんのお腹にいる期間(在胎週数)の平均よりも小さく生まれた場合、その後の身長があまり伸びない子どももいます。

検査

必要に応じて、血液検査や尿検査、手のレントゲン写真(骨の成熟度を調べる)、頭部MRI、負荷試験(成長ホルモン分泌量の確認)等を行います。

治療

遺伝などの体質的なものは、現在のところ治療法はありませんが、成長ホルモンの分泌が少ないことによる低身長の場合などでは、成長ホルモン補充療法という治療で、その後の身長が伸びる可能性が高くなります。

さいごに

身長はよく伸びる時期とそうでない時期があり、男の子では声変わり、女の子では月経が始まると、その後の身長の伸びはゆっくりになります。お子さんの低身長が心配な場合は、まずはかかりつけの小児科での相談をお勧めします。