安心子育て応援ブック (電子版)
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漂白剤吐物漂白剤に浸したタオル■■マスク手袋2Lペットボトル200ppmの次亜塩素酸ナトリウム液のできあがり。例)使い捨て手袋、マスク、ガウンやエプロン、拭き取るための布、ビニール袋等、  次亜塩素酸ナトリウム、専用バケツ適正な換気1.おう吐物の広がった場所を消毒後は、大きく窓を開ける等して換気する。換気設備がある場合には運転する。2.トイレ等感染拡大の原因となる可能性のある場所の換気設備を運転する。 ※おう吐物を処理した後48時間は、感染の有無に注意する。次亜塩素酸ナトリウム液の作り方① 汚染場所に人が近づかないようにする。② 使い捨て手袋とマスク、エプロンを着用する。④ 使用した使い捨ての布等はすぐにビニール袋に入れ袋の口をしっかり結び処分する。⑥ 汚物の入った袋と使い捨て手袋をビニール袋に入れ、口をしっかりと縛り、廃棄しましょう。⑦ 処理後は手袋を外して手洗いをする。⑧ おう吐物処理時とそのあとは、窓を開けるなど換気を十分にする。塩素濃度5%〜6%の塩素系漂白剤※2Lのペットボトルを500mlのペットボトルにすると、1000ppmの次亜塩素酸ナトリウム液が作れます。この際、ビニール袋を2重にし、0.1%次亜塩素酸ナトリウムで消毒するとよいでしょう。※次亜塩素酸ナトリウムは鉄等の金属を腐食するので拭きとって10分程度たったら水拭きする。③ おう吐物は使い捨ての布やペーパータオル等で外側から内側にむけて、ふき取り面を折り込みながら静かに拭い取る。⑤ 塩素系漂白剤の原液に浸したタオルで、吐物で汚染された場所を5分間覆い、その後水拭きする。ペットボトルに少し水を入れてから、漂白剤をペットボトルキャップ2杯入れて、再度ボトル満タンまで水を入れる。同一面でこすると汚染を拡げてしまうので、こまめに取り替えるなど注意しましょう。汚染された場所+●おう吐物の処理必要物品

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