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東日本大震災 兵庫県医師会医療支援チーム派遣参加報告について

掲載日:2011年9月1日

加古川市加古郡医師会では、日本医師会災害医療チーム(JMAT)として、兵庫県医師会が編成する救援医療チーム(1チーム:医師4名・看護師3名・薬剤師2名・事務員3名)に随時参加し、2011年3月11日の津波を伴う大震災で甚大な被害に遭った宮城県石巻市にて医療支援活動を行ってきました。

【派遣日程】2011年
4月8日ー10日(第9陣)・4月10日ー12日(第10陣)・4月18日ー20日(第14陣)・5月10日ー12日(第25陣)・5月18日ー20日(第29陣)・5月22日ー24日(第31陣)・5月24日ー26日(第32陣)
【派遣場所】宮城県石巻市
【派遣人員】医師7名、事務局2名
派遣参加報告
左:兵庫県医師会救護所のある石巻中学校、右:救護所待合い

2011年4月8日ー4月10日

兵庫県医師会医療チーム第9陣:渡辺眼科医院・渡辺弥生先生  事務局1名
派遣参加報告
左:石巻中学校救護所にて診察を行う渡辺弥生先生、右:早朝のミーティングの様子
派遣参加報告
左:第9陣と第10陣の引き継ぎの様子、右:信号機停電の中の移動風景

2011年4月10日ー4月12日

兵庫県医師会医療チーム第10陣:
あだち医院・足立光平先生  甲南病院加古川病院・葉乃彰先生  事務局1名
派遣参加報告
左:石巻中学校救護所にて診察を行う足立光平先生、右:石巻中学校救護所にて診察を行う葉乃彰先生
派遣参加報告
処方薬準備の事務作業

渡辺弥生先生は、眼科の代表として、いち早く現地に入り4月7日深夜に発生した地震の影響で再度断水が起こるなど混乱の続く中、兵庫県医師会の救護所の設置されている石巻中学校を始め、近隣避難所に於ける眼科の需要の確認と眼科としての継続治療への連携の役割を果たされました。
足立光平先生は、兵庫県県医師会常任理事・本会副会長として、救護所本部にて本部機能としての巡回診療との相互連携並びに外来患者の診察に当たられました。
葉乃彰先生は、石巻中学校から歩いて約10分の距離にある山下小学校中心に巡回診療を担当いただき、的確な診療を果たされました。
4月11日、12日には、4月7日に次ぐ大きな余震にも遭遇するなど、余震が続くなかでの対応となりましたが、参加者全員が無事帰還しました。

■石巻市内の被災状況
派遣参加報告
日和山公園より 左:石巻港、右:旧北上川

以後、下記のとおり、次々と派遣隊の一員として加古川からのご参加をいただきました。
大山先生には、精神科の立場から重要になってきているメンタルな側面で可能なアプローチをいただきました。また、甲南病院加古川病院から内科の三木先生、リウマチ科の山根先生が、第10陣の葉先生に次いでご参加いただき、それぞれのご専門を活かした患者さんへのご指導をいただきました。

2011年4月18日ー4月20日

兵庫県医師会医療チーム第14陣:播磨社会復帰促進センター・大山 朗宏先生

2011年5月10日ー5月12日

兵庫県医師会医療チーム第25陣:甲南病院加古川病院・三木 正敏先生

2011年5月18日ー5月20日

兵庫県医師会医療チーム第29陣:甲南病院加古川病院・山根 隆志先生

2011年5月22日ー5月24日

兵庫県医師会医療チーム第29陣:河合医院・河合 勝先生  事務局1名
派遣参加報告
左:第31陣集合写真、右:日赤病院でのエリアミーティング

2011年5月24日ー5月26日

兵庫県医師会医療チーム第32陣:事務局1名
派遣参加報告
左:第31陣と第32陣の引き継ぎの様子、右:避難所・石巻中学校体育館の現況

河合会長がJMAT第31陣として現地入りしました。
先生は初日の巡回診療では避難所内のダンボールで囲まれた家族単位のエリアを1つずつ回り、診療が必要な方への声かけを行いました。患者さんには阪神淡路大震災の話も交えて、ゆっくりと時間を掛けて診療されていました。

兵庫県チームの拠点救護所である石巻中学校と5ヵ所の巡回避難所で約550人の方が生活しておられますが、毎日の診察者は慢性疾患を主に約30人位と当初と較べて随分少なくなってきました。地元の医院も開業を始めており、今後はかかりつけ医への誘導とともに支援活動の縮小、撤収に向けた準備に取りかかることになります。