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No.98朝食をしっかり摂りましょう

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2005年09月発信

食事を摂らない事を「欠食」と言いますが最近、とくに朝食の欠食をする人が増えています。20歳台の人で20~30%、小学生でも8%位にみられます。朝食を摂らないと前日の夕食から昼食までの約15~17時間程何も食べないことになり、その結果午前中ボーとしたり、ふらつくといった体調不良を訴えたりします。それだけだはなくて糖尿病・高血圧・高脂血症といった生活習慣病の原因になっているとも言われています。

朝ご飯の働きとしてブドウ糖効果があります。脳は他の臓器に比べて大きなエネルギーが必要で、エネルギー源はブドウ糖に限られます。従って欠食によって脳のエネルギー源である血糖値が上がらず脳の働きは鈍いままになります。広島県で行われた朝食の欠食状況と成績の関係を調べた調査では、欠食している場合では朝食を毎日食べる生徒に比べて約15点の得点差がありました。脳の働きには体温も影響し、体温の高い方が脳の働きは円滑になります。この点ではタンパク質には早く体温を上げる作用があり、良質タンパク質密度の高い食物が効果的です。又、欠食によってタンパク質の遊離脂肪酸がダウンする為に落ち着きがなくなり、イライラやストレスが生じます。

しかし、ただ単に朝食を摂れば良いと言うものではなく、炭水化物・タンパク質・ビタミンや食物繊維と言ったバランスの取れた食品をしっかり摂りましよう。また、朝食を摂る為には早起きが必要で、それにはテレビやゲーム等で夜更かしをして夜食・間食を摂りすぎるといった生活習慣の改善も心がけなければいけません。成人の朝食欠食の習慣化の時期は中学生・高校生の頃からが全体の2/3を占めていますが、早い場合は3歳位といった子どもの時から始まっている場合もありますので、出来るだけ早期から家族全員で取り組みましょう。

「朝食は王様のように、昼食は王子のように、夕食は貧者のように」という格言がありますが、朝から脳を活性化するためには、ご飯やパンと高蛋白の肉・卵や乳製品を組み合わせて、キチンとした朝食を摂る事が大切です。