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No.201 「予防接種の同時接種について」

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2016年07月発信

いくつかのワクチンを同時に接種することを同時接種といいます。
海外ではずいぶん前から行われていました。
ヒブ、肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎ウイルスなど日本でもできる予防接種が増え同時接種をしていかないと期限内にそれぞれの予防接種を終えることが難しくなることがあります。
 
同時接種について日本小児科学会では次のように考えています。
①複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いのワクチンによる干渉はない(例外としてコレラと黄熱ワクチン同時接種では効果が減弱することが分かっている)
②複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはない
③同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない
また利点として、各ワクチンの接種率が向上する、子どもたちがワクチンで予防できる疾患から早期に守られる、保護者の時間的負担が軽減する、などをあげています。
 
赤ちゃんが0歳で接種するワクチンの回数は大変多くなっており、また生ワクチンの接種後は4週間あけなければ次のワクチンが接種できません。
小さな子どもは免疫が弱く、子どもがかかる感染症には重い病気がたくさんあります。
同時接種は必要な免疫をできるだけ早くつけて子どもを病気から守ることができ、保護者の通院回数を減らすことができます。
 
安全性も単独接種と変わらないので、ワクチンの効果を最大限に発揮させるため世界中で同時接種が行われています。