Home » 健康情報 » 健康一口メモ一覧 » No.60蕁麻疹(じんましん)

No.60蕁麻疹(じんましん)

» 健康一口メモ一覧

2001年11月発信

症状

通常、一過性(1~数時間)のそう痒を伴う限局した皮膚浮腫が見られる。融合して地図状となることもある。出没傾向があるため、診察時には発疹が認められないことが多いが、経過を聞くことで容易に推測される。

分類

経過により

急性型 慢性型 1ヶ月以上続くもの。
重症では腹痛、下痢、呼吸困難といったショック症状を伴うこともある。

原因により

1. アレルギーの機序によるもの
食物(青魚・肉・牛乳・卵・貝・えび・かに・食品添加物)、薬剤(抗生物質・アスピリン・血清など)、吸入物(花粉・ほこり・香料など)、体内産生物(炎症・腫瘍など)。
2. アレルギーの機序によらないもの
仮性アレルゲン(ヒスタミン・アセチルコリン)などを多量に含む物質…ほうれん草・なす・たけのこなど
3. 物理的刺激によるもの
人工蕁麻疹、寒冷蕁麻疹、温熱蕁麻疹、日光蕁麻疹
4. コリン性蕁麻疹
ストレスによる。1cm以下の発疹。手掌足底には生じない。夏期憎悪する。

治療

  • 原因の除去
  • 抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤
  • 整腸
  • 特異的減感作

原因がはっきりしている場合は、原因を除去すれば治癒できるが、慢性の経過をたどるものでは原因不明のことが多く、治療に抵抗することが多い。しかし、根気よく治療を続けることで治癒することもある。