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No.31肝炎ワクチン

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1999年03月発信

肝炎ウイルスとしては、現在、A型,B型 ,C型,D型 ,E型,G型の6つ が明らかにされていますが、その予防にワクチンが実用化されているのは、A型と B型です。C型は、医療従事者を除けば、感染例が少なく、開発は進んでいません。 D ,E,G型については、日本ではまれで、現在ワクチの必要性はないでしょう。

ワクチン対象者

海外旅行者、海外滞在者だけでなく、患者家族、糞便管理の必要な施設、幼稚園、保育園等の従事者等が挙げられます。これらの人には、積極的な接種が奨められます。

B型肝炎ウイルスワクチン

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス保持者(キャリア)の血液に接触すること感染します。B型肝炎ウイルス感染には持続感染と一過性感染があり、前者は、大部分が乳幼児期の感染で、日本ではほとんどが母子感染によるものです。一方、後者は、ほとんどが成人にみられます。日本では、年間10万人弱の発症があり、これがB型急性肝炎です。1986年よりB型肝炎母子感染防止事業が、HBIG(免疫グロブリン)とワクチン接種により開始され、約95%の防止率となっています。新たに、より母子感染率の低いHBe抗原陰性キャリア妊婦さんからの出生児に対しても感染防止処置が行われることになりました。

接種対象と副作用

絶対的適応は、母子感染です。次いで医療従事者です。
副作用は、酵母アレルギ-がある人以外では、局所の疼痛、発赤、全身倦怠感等が報告されています(10%以下)。