Home » 健康情報 » 健康一口メモ一覧 » No.26百日咳について

No.26百日咳について

» 健康一口メモ一覧

1998年09月発信

百日咳菌によって起こる激しい咳を特徴とした感染症です。麻疹や水痘のように感染力が強く、新生児が感染すると重症になります。
幼い子供ほど重症になり、特に新生児がかかると無呼吸となり脳障害が起きることもあると知られています。

原 因

百日咳菌の飛沫感染が原因でおこる病気です。

潜伏期

1~2週間で、この病気はお母さんからは免疫をほとんどもらえないので、新生児でも罹る事がありますので、注意が必要です。

症 状

くしゃみ・鼻水・咳・微熱など普通の風邪と同じ様な症状が約1~2週間続いた(カタル期)後、次第にせき込みが見られるようになります。この咳込みは、 レプリーゼと呼ばれ、顔を真っ赤にしてコンコンと激しく咳込み、最後に「ヒューッ」と音を立てて大きく息を吸う発作です。1回の発作は2~3分ですが、1日に数回~数十回(夜間に多い)見られ、2~3週間(痙咳期)続きます。6カ月未満の赤ちゃんでは咳の発作で呼吸が止まってしまうことがあり、入院が必要となることもあります。

診 断

上記の特有の症状からこの病気ではないかとの疑いを持ち、抗百日咳抗体価をはかることで診断が確定します。

合併症

肺炎、中耳炎、百日咳性脳症などが知られています。 

治療

咳止めと、百日咳に有効な抗生物質を使用します。

家庭で気をつけること

咳込んで吐くことがありますので、消化のよいものを少な目に回数を多く上げるようにしてください。特に寝る前には、おなか一杯にし過ぎないように気をつけて下さい。最初の2~3週間はうつしやすいですから、予防接種前の小さな赤ちゃんには近づけないようにして下さい。百日咳の予防接種は三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)ワクチンです。早めに受けるように心がけましょう。