Home » 健康情報 » 健康一口メモ一覧 » No.85産前・産後からスタートする子育て支援

No.85産前・産後からスタートする子育て支援

» 健康一口メモ一覧

2004年05月発信

最近では少子化、核家族化、近隣関係の希薄化などにより、育児の実体験を持たないまま成長して親になる方が増えています。その結果、多くのお母さんは自分の赤ちゃんにどのように対応すればよいのかわからずに、出産後も不安を抱えたままで子育てを始めることになってしまいます。
また、マスコミや育児雑誌からあふれる過剰な育児情報が混乱を招き、お母さんの育児不安はさらに高まってしまうことさえあります。このような状況の中で、お母さん(お父さん)が安心して育児に取り組んでいけるように、産前・産後からスタートする子育て支援が注目を集めています。
出産前小児保健指導(プレネイタルビジット)は妊婦さんに「産科医と小児科医が一緒になって、あなたの子育てを応援しますよ」とメッセージを与える事業です。産科医の紹介で妊娠後期に小児科医院を訪れた妊婦さんは、小児科医との小一時間の個別の面談で、小児科医と顔見知りになり、育児の疑問をじっくりと聞くことができます。
同時に、生後の予防接種や乳児健診の説明を受けたり、地域の小児の救急体制や育児サークルの情報を得ることができ、赤ちゃんが生まれた後の育児が少しずつイメージできるようになります。プレネイタルビジットでほとんどの妊婦さんは安心感を持つことができます。
実際に指導を受けたお母さんたちの反応の一部を紹介しておきます。

  1. 心配事が漠然としていて不安もあったが、指導を受けて前向きにがんばろうと思った。
  2. 不安がなくなり、初めての育児を自分でもできると自信がわいた。
  3. 産科と小児科の連携プレーがあり安心感がもてた。
  4. 自分で探さなくても産科より小児科を紹介されて安心して育児ができる。
  5. 出産前より診てもらえる小児科医と面識でき、頼れる小児科医がいることは安心できる。
  6. 主人がいっしょに指導を受け、一人でなく二人で育児をしていく自信がついた。