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No.14手足口病

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1997年09月発信

原因

夏かぜの一種で,コクサッキーウイルスA16型、エンテロウイルス71型が主な原因ですが,それ以外にもコクサッキーウイルスA4,5,6,10型で生じたとの報告もあり、何回も罹る場合があります.感染経路は糞便を介した経口感染と飛沫感染です.

潜伏期

3から6日

症状

手(手掌-手のひら),足(足底-足の裏)に、小さなやや紅暈(赤い縁 取り)を伴うやや楕円形をした小水庖(水ぶくれ)が多発します.
歳以下では、お尻や肘,膝などに小丘疹もみられることがあります. 舌や口腔粘膜には,浅いアフタを生じる疾患です。発疹と同時に発熱がみ られることもありますが,1~2日で下がるのが普通です.のどや口の中が 痛くて水分がとれなくなり脱水症状になることがありますので注意が必要です.

合併症

まれに髄膜炎や脳炎を合併することがあります.頭痛や嘔吐がみられます.

治療

熱が高ければ熱冷ましの坐薬など.

予防

特別なものはありませんが,手洗いやうがいなどは勧められます.

家庭でのケア

発疹は1週間程度で消えますので放置して構いません.熱がなく元気なら入浴もかまいません.口の中を痛がるときには,のどごしが良くてしみないものを少しずつ頻回にとらせるようにしましょう.

こんなときはもう一度診察を

  1. 口の中が痛くて水分をあまり飲まないとき.
  2. 高い熱が3日以上続くとき.
  3. 吐いてぐったりしているとき.

治ったあとの注意

手足口病は咽頭からは1~2週間,糞便からは3~5週間にわたってウイルスを排泄することが知られいますが,感染防御を目的に登園・登校を制限することは行われておりません.ただし,この期間は小さな子のいるところには連れていかないようにしましょう.