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No.81学校伝染病出席停止期間について

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2003年12月発信

※注意追記(平成24年2月1日)
以下のメモは、表記の当時のもので、その後の「新型インフルエンザ」等の出現を受け、学校保健安全法施行規則第18条に定める「感染症の種類」として、各分類に入る疾患名等も一部追加・変更となっており、
また、第19条の定める「出席停止の期間の基準」の記載も一部追加変更となっております。
※学校保健安全法施行規則はこちらを参照ただし、平成21年からの「新型インフルエンザ」は現時点では季節性通常の「インフルエンザ」となっており、
下記疾患の目安に大きな変化はありません。法的には「何日間の出席停止」とは定められていませんが、インフルエンザへの最近の即効性薬剤によって、短期間に解熱したとしてもウイルス排出は続いており、無断出席は控え、治療医及び校長の判断・指示に従って下さい。
なお、8.結核以下の疾患は、あくまでも「病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで」の期間とされており、欠席が直ちに「出席停止期間」と見なされるものではありませんので、ご注意ください。

(平成15年12月発信)
平成10年10月2日に感染症予防法が制定され、同年12月学校保健法の一部も改正されました。これにより学校(幼稚園~大学)において予防すべき伝染病の種類ならびに出席停止期間の基準も改定されています。
日常的に罹患する第2種・第3種を中心として当地区小児科医会の申し合わせを含め紹介します。
※表中の赤文字が法的出席停止期間 加古川市・加古郡小児科医会

病 名 出席停止の目安
1.インフルエンザ 解熱した後2日を経過するまで。
(即ち2峰性の発熱も合併症もなく元気なら登校可。)
2.百日咳 特有の咳が消失するまで。
(乳幼児の場合百日咳として加療後2週間、または発病後4週間。)学童は、症状により出席停止短縮可能。
3.麻疹 解熱後3日まで。
4.流行性耳下腺炎 耳下腺の腫脹が消失するまで。
(唾液腺の腫脹が消失するまで、または腫脹後10日まで。)
5.風疹 発疹が消失するまで。 (発疹後の色素沈着は、登校可)
6.水痘 全ての発疹が痂皮化するまで。(または発疹出現後7日まで)
7.咽頭結膜熱(プール熱) 主要症状が消退した後2日を経過するまで。発病後2週間は、プール入水禁止。
8.結核 排菌なく、病状により伝染のおそれがないと認められるまで。予防投与は、登校可。
9.腸管出血性大腸菌感染症 有症状者:医師によって伝染のおそれがないと認められるまで。無症状病原体保有者:登校可。
10.流行性角結膜炎 医師によって伝染のおそれがないと認められるまで。
11.急性出血性結膜炎 医師によって伝染のおそれがないと認められるまで。
12.溶連菌感染症 適正抗生剤治療開始後24時間を経て、全身状態がよければ登校可。
13.伝染性紅斑 発疹のみで全身状態のよい者は、登校可。(発疹期:ウイルス消失)
14.ヘルパンギーナ 全身症状の安定した者については、うがい手洗い等の予防法の励行を行えば、登校可。
15.手足口病 全身症状の安定した者については、うがい手洗い等の予防法の励行を行えば、登校可。(エンテロウイルス71型の特異型による脳炎発生の報告が最近有り、高熱が続く場合は厳重に要観察。)
16.流行性嘔吐下症
(ウイルス性腸管感染症)
嘔吐・下痢消失し、全身状態よければ登校可。
17.マイコプラズマ感染症 急性症状改善し、全身状態よければ登校可。
18.ウイルス性肝炎 A型肝炎:肝機能正常化で登校可。B型肝炎・C型肝炎キャリア(無症状病原体保有者):登校可
19.伝染性膿痂疹 (とびひ) 乳幼児:病巣が乾燥するまで休ませる。学童:加療していれば、登校可・プール入水可。
20.伝染性軟属腫 (水いぼ) 多数の発疹のある者については、タオルの共用や、プールでのビート板や浮き輪の共用は避ける。
21.アタマジラミ 治療の必要はあるが、登校禁止の必要はない。
22.蟯虫症 駆虫剤服薬後、プール入水可。