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No.66子供の受動喫煙を減らすために

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2002年06月発信

こどもの受動喫煙といえば、家族が吸っているたばこの煙を直接吸い込むことだけを考えがちです。その結果、こどもの前でたばこを吸わなければ受 動喫煙を減らせると誤解されています。しかし、受動喫煙の大半は、室内空気中に滞留しているたばこの煙を知らず知らず、長時間にわたって吸うことによって起きています。閉め切った部屋では目に見えず、煙たさを感じなくても、たばこの煙は空気中に滞留しています。とくに今日の住宅は、エネルギーの節約のため気密性が高く、こどもが家に帰ってきて、こうした部屋で数時間過ごしたとすると、直接喫煙者の側にいてたばこの煙を吸ったのと同じ、場合によってはその何倍もの煙を吸うことになります。「こどもの受動喫煙への影響は、他の家族より母親の喫煙が大きい」との調査結果があります。母親は、家庭内にいる時間が長いためと考えられます。
また、こどもが不在の時に吸うたばこの煙に注意が行かず、閉め切ったままでこどもを迎えることも、こどもの受動喫煙を増やしています。受動喫煙を減らすには、家族の禁煙に越したことはありません。しかし、それができなくても、たばこの煙の性質や家庭の喫煙状況から、子どもの受動喫煙を減らすことができます。
日本小児科学会のこどもの生活環境改善委員会が子どもの受動喫煙を減ら
すための提言をしていますので紹介します。

  1. 受動喫煙を避けるため、こどものいる家庭では、たばこは室内では吸わず、屋外で吸うようにしましょう。
  2. 室内で吸った場合、必ず、窓を開けて換気しましょう。とくに対面する2カ所の窓を開けて自然換気するのが効果的です。