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No.22ヘルペス性(疱疹性)歯肉口内炎について

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1998年04月発信

高熱と口の痛みが特徴のヘルペス性歯肉口内炎についてお話ししましょう。単純ヘルペスウイルスによって起こり乳幼児に多く見られ、飛沫または接触感染でうつります。また感染しても症状のでない不顕性感染が多いとされています。(90%以上)
症状は発熱と口の中の変化で、比較的高い熱が続きます。口の周りに水疱が出来たり、口内炎と歯肉の発赤や腫れが見られ歯磨きによって容易に出血するのも特徴の一つです。発熱が長く続くと、乳児では口の痛みのために哺乳量が少なくなり脱水を来すこともあり問題となります。
乳児では、無理に哺乳や離乳食を与えると痛みのため警戒して口を開かなくなってしまいます。酸っぱいものしょっぱいものはしみますが冷たいものは痛みを和らげます。無理やり食事を与えないで、飲みやすい冷たいものを与えるようにしましょう。ミルクも普段より少しぬるめにすることも効果があるかもしれません。
治療は、対症療法になりますが、ウイルスの病気には珍しく、活動を抑える薬があり効果が期待されます。
このウイルスが完全に除去されず、体内に潜み風邪などの体調の変化によってウイルスが活性化され、口の周りに水疱などができ痛みを伴うものが口唇ヘルペスです。大人に多いものですが、こどもにもうつる可能性があります。
口唇ヘルペスの場合には、特に赤ちゃんとは接触しない注意が必要となります。症状の進み具合によっては、脱水症をおこし重症になることがあるため、
症状が思い当たる場合は、早めに受診することを心掛けましょう。