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No.18ウイルス性胃腸炎の食事療法(学童・中高生編)

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1997年12月発信

基本的には、乳幼児と大きく変わるわけではありません。
ひどい下痢・嘔吐頻回の時、まず絶食とする事が必要でしょう。その後、りんご果汁、番茶、麦茶、ウーロン茶、スポーツ飲料、を少量ずつ、頻回に摂ります。冷たいものでも、熱がある場合は、口当たりがよいものです。少量ずつ口に含めば、胃腸の負担にはなりません。それでも、水分をうけつけない、あるいは下痢がひどくなる場合、時に、点滴治療も必要とすることがあります。昔からよく使われているものに、「葛湯」があります。本葛または「かたくり粉」に、砂糖を少量加え、まず水で溶いて、沸騰したお湯をよくかきまぜながら、注いで作ります。上手に出来れば白く濁らず、透明に仕上がります。さらに、野菜ス-プも適当 でしょう。
水分摂取十分に可能となり、下痢も少し改善しだしたら、重湯、おかゆ(三分がゆ→全がゆ)と、便の性状に合わせて進めていきましょう。便の改善具合で、湯豆腐・鶏のささみや白身魚のすり流し汁・大根・りんご・バナナ等が適当です。
カフェイン飲料・炭酸飲料・香辛料・刺激物は、禁止します。

参考

重湯の作り方

  1. 米を洗う。(米:50g~80g)
  2. ざるにとって、水をきる。
  3. 米と15~20倍の水を入れて、1時間程浸す。
  4. 強火で、鍋で沸騰させる。
  5. ふたをずらして、中央がたぎる位の弱火に50分間かける。
  6. 火を止めて、5~6分間むらす。
  7. 鍋の中で、上下をかきまぜる。
  8. ガ-ゼでこして、出来上がり。(1回量:150~200cc)

かゆの作り方

  1. 米を洗う。
  2. 食塩または梅干しを入れ、鍋のふたをしたまま、中央がたぎる位の弱火に1時間かける。
  3. 火を止めて、5~10分間おいて、出来上がり。
  三分がゆ 全がゆ
1人分の米の量 30g 80g
米に対する水の割合 20倍 5倍

鶏のささみ(白身魚)のすり流し汁

  1. 白身魚は、小口切りにしたあと、真水に20分さらす。鶏のささみは、小口切りにしておく。
  2. (1)の材料を、フ-ドプロセッサ-または、すり鉢で、ツミレ状にする。
  3. 4カップのダシを、一煮立ちさせ、半分に分ける。
  4. ツミレを2カップのダシ汁に少しずつ溶き入れる。
    この時、ダシ汁が熱過ぎるとツミレが溶けずに固まるので注意。一煮立ちさせアクを取る。
  5. 残り半分のダシ汁は味噌で味を整える。
  6. (4)と(5)を一緒にして、しょうがを摺り入れる。
    弱火で沸騰させないよう注意しながら一煮立ちさせる。
  7. ゆずと万能ネギを散らして、出来上がり。