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No.109インフルエンザワクチンについて

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2006年10月発信

インフルエンザとは

インフルエンザはA型またはB型インフルエンザウイルスが呼吸器に感染することによって起こる病気です。感染後1~2日の潜伏期の後に38度以上の発熱で突然発症し、初期は頭痛、全身倦怠感、関節痛、筋肉痛などの強い全身症状がみられます。その後、咳、痰などの呼吸器症状が現れ、通常1週間以内に回復します。
しかし、65歳以上の高齢者の場合は肺炎、乳幼児の場合はインフルエンザ脳症などの合併症につながることもあります。

インフルエンザの予防

流行期には、人ごみを避け充分な栄養と休息をとり体力を保つ、うがいや手洗いを励行するなどの一般的な予防法は、消極的ですが効果があり、ぜひ心がけるべきことです。
現在、世界的に受け入れられているインフルエンザ予防対策の中心は予防接種です。

インフルエンザワクチンの効果

現行のインフルエンザワクチンはウイルスに対する感染防御や発症を阻止する効果は完全ではありませんが、流行を抑制し、発症率を低下させることが出来ます。また、感染しても、ワクチンを接種していれば、症状が軽くてすむ事が多いことがわかっています。また、その効果は、年齢により異なるようです。
わが国では高齢者などハイリスク群におけるワクチンの効果について詳しい研究成績はほとんどありませんが、アメリカでの研究によると、ワクチン接種によって65歳未満の健常者ではインフルエンザの発症を70~90%減らすことが出来、65歳以上の一般高齢者では肺炎などによる入院を30~70%減らすことが出来るとされています。老人施設の入居者についてはインフルエンザの発症を30~40%、入院を50~60%、死亡する危険性を80%それぞれ減少させることが出来ると報告されています。

インフルエンザワクチンの接種をした方がよい人

ハイリスク群といわれる①65歳以上、あるいは60歳以上で肺や心臓に病気のある人②施設入所者③基礎疾患(気管支喘息、心疾患、糖尿病、腎不全など)を持つ人④乳幼児⑤①~④にあてはまる人に感染させる可能性の高い人(医療介護従事者など)は積極的にインフルエンザの予防接種を受けるようにしましょう。

 

インフルエンザワクチンの効果や副反応などを充分理解し、ワクチン接種の際には問診表に体調などを正しく記入し、発熱など体調の悪い時にはワクチン接種を避けるなど医師と充分に相談をしてから接種するようにしてください。